心のもやもやを晴らすための一人旅(広島県尾道市~しまなみ海道走破)
転職したばかりの会社、残業続きで、仕事ではミスをした。
本当にこの選択で良かったのかな、なんて心にずっとモヤがかかった状態。そんな日常を少しでも忘れたくて一人旅に出かけました。
目的地は旅番組でよく特集される広島県尾道市。
昔から憧れていた坂の町を初めて旅しました。
■名古屋駅の新幹線ホーム
■千光寺山を目指して
福山駅で新幹線を降りて、鈍行で尾道駅まで向かいます。
写真を取り忘れてしまったのですが、高い位置を走る鈍行列車の車窓から見えた尾道市内の眺めがとても綺麗でした。
■尾道駅に到着!
今回の一人旅は、あの山に登ること以外は何も決めていません!
旅のスタイルは「ノープラン、ひたすら歩く」です。
■憧れた坂道に突入。
ここ坂の入口の民家に住むおじいさんに話しかけられる。この先のお寺が一番有名なことや、坂の途中にカフェがあったりすることを教えてくれました。
この道を通る観光客と話をするのが、日常の楽しみなのかなと思います。一人旅は会話がないので、話しかけてもらえると、とても嬉しい。
途中で後ろの景色を振り返り、いちいち感動しながら、坂をずんずん登る。
山頂の展望台に到着!
見渡せば絶景。絶景。
知らない町で、見たこともない景色。一人ベンチに座ってぼーっと海風に吹かれると少しだけ心が落ち着きました。
帰りは記念にロープウェーを使います。行きだけロープウェーを使うべきだったと若干後悔。
これにて、旅の目的を達成。
しまなみ海道をレンタサイクルで走る
町を散策する。この町に住んだら~、とか想像するのが楽しい。1ヶ月単位ぐらいでいろんな町に住みたい。
その後、レンタル自転車を発見!原付・自転車の聖地しまなみ海道を走れるようです。勢いでだけで借りる。
タオルの名産地、愛媛県今治市まで75KM、現在時刻は午後1時頃。時速15KMとして、5時間あれば暗くなる前に今治に着けるか?と甘い試算をします。
まず、船で島に渡ります。
絶景を眺めながら無心で自転車を漕ぎます。非日常感がすごくて、自転車を漕いでいる間は嫌なことを忘れられる時間もありました。
■絶景
■絶景
しまなみ海道は複数の島が橋でつながっているのですが、橋がかなり高いところにあって、その橋に登るための坂道がとてもしんどいです。
20KMをすぎた時点でかなりバテバテ。お尻も痛くなってきて、固いサドルの自転車を選んだことをとても後悔します。ここからはひたすら耐える修行モードに突入。
尾道ではあまり見かけなかったですが、この旅初めての猫を発見。
だんだん日も暮れてきました。夜までに今治に着けるのか?と時間との戦いになります。
名ばかり道の駅でエネルギーチャージ。
夜の道の駅で休憩、ラスボスの橋が見える。
ベンチで宴会をやっていたよっぱらいおじさん集団に「どこから来たんだー?」などと絡まれる。自分がやたらかしこまって敬語で話すせいか、陽気なおじさん集団もかしこまった感じになってしまった。
最後の橋を下りたところ、夜中アラサー男一人、猫の会議に参加する。
夕ご飯、運動した後はとんかつです。
8時ごろ、今治市内のホテルにチェックイン!!
少しでも日常を忘れたいときは、無心になって自転車でしまなみ海道を走るのはいかがでしょうか。朝からゆっくり走れば、ゆとりをもって自転車旅を楽しむことができるのでお勧めです。