近所のブックオフに本を約300冊売った結果

本と自分

 自分の大学生活といえば、時間さえあれば本ばかり読んでいた記憶がある。長期休暇のたび、東京から岐阜へ帰省する際、キャリーバックに服ではなく105円の中古文庫本を詰め込んで帰っていた。今思えば、筋トレですか?と突っ込みたくなるような行為である。

 当時の自分は見知らぬ東京のコミュニティに飛び出す度胸もなかったので、視野を広げる唯一の手段が本であった(何のために東京へ行ったのだ)。本の中で自分とは知らない考え方を見つけるたび心がはっとして、時間さえあればブックオフで買い込んだ安い本を読んでいた気がする。

  そんな本は自分の人生の一部だし、集めた本を眺めていると当時の心情とか思い出せるので、本当は売りたくなかった。だけど、最近は電子書籍でばかり本を買うのでコレクション欲が薄れているし、おそらくこの先もダンボールに詰められたままであろう本達なので、引っ越しを機に整理することとしました。

 だいたい500冊ぐらいある本のうち、特に愛着のある本を残し、文庫本を中心に、約350冊をブックオフで売却しました。(漫画も混じっているケド..)

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雑に扱ってごめんなさい。

 ネット上では、「ブックオフの買取価格は安い」「捨てるつもりで売ること」なんて書かれているので、最初は宅配買取で売ろうと思っていたのですが、安値だろうが近所のブックオフの利益になる方がいいなと、かなり遠回りな地域貢献の思いから持ち込みで売却することにしました。

 

売却結果

(内訳)

文庫本約255冊:約2,800円

単行本、新書、雑誌約30冊:約1,000円

・漫画約40冊:約200円

 

 買値は10万円を超えていると思いますが、個人的には満足の結果です。

 

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本を運ぶのに疲れたので、本の売却代金の一部は、ココイチのロースカツカレー(753円)に消えました。