本と自分
自分の大学生活といえば、時間さえあれば本ばかり読んでいた記憶がある。長期休暇のたび、東京から岐阜へ帰省する際、キャリーバックに服ではなく105円の中古文庫本を詰め込んで帰っていた。今思えば、筋トレですか?と突っ込みたくなるような行為である。
当時の自分は見知らぬ東京のコミュニティに飛び出す度胸もなかったので、視野を広げる唯一の手段が本であった(何のために東京へ行ったのだ)。本の中で自分とは知らない考え方を見つけるたび心がはっとして、時間さえあればブックオフで買い込んだ安い本を読んでいた気がする。
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